Project
◆ 音遊びの会
知的障害者とその家族、即興を得意とする音楽家の総勢約50名による音楽プロジェクトを企画、現在継続中。
2005年9月~2006年3月、明治安田生命社会貢献プログラム「エイブルアート・オンステージ」参加事業として
プロジェクトを実施、ゲストに大友良英、千野秀一等を招待し、公演「音の城」、「音の海」を行った。
同年10月に同プログラムの一環として東京国立オリンピック記念青少年総合センターで公演「音の公園」を実施、
プロジェクト終了後も月に2回のワークショップを継続しており、一年に3回程度のライブや公開ワークショップを行っている。
2010年5月、初期の活動の様子をまとめたドキュメンタリー「音の城♪音の海」(服部智行監督)が公開された。
◆ 兵庫運河におけるコミュニティーアートプロジェクト
兵庫運河を取り巻くコミュニティの住民、アーティスト、神戸大学学生と制作する音楽会。
2009年3月21日にゲストアーティスト野村幸弘氏と共に、神戸大学現代GP「アートマネジメント教育による都市文化再生」事業の一環として
神戸運河・コミュニティアートプロジェクト 第26回幻聴音楽会「運河の音楽」を企画・制作した。
2011年10月9日には、「KOBEデザインの日記念イベント」2011の一環として、神戸運河音楽祭「運河のほとりでおおだまこだま」を実施。
1回目の「運河の音楽」については、「公共文化施設の公共性 運営・連携・哲学」(水曜社)の第8章
『公共性の観点からアートとコミュニティについて考える~「運河の音楽」の事例と共に~』にまとめた。
◆ 音楽の広場
乳幼児・障害者を含む対象者との創造的音楽ワークショップ。
神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマンコミュニティ創成研究センター・サテライト施設のびやかスペースあーちにて、
2006年4月より月に1回実施。
現在は神戸大学院生が中心に運営し、絵を描いて音楽を創作するという「絵楽譜」の試みを継続中。
◆ 芦屋コミュニティ音楽療法プロジェクト
知的障害者と地域の音楽家、プロの音楽家の共働による音楽作りを目的としたプロジェクト主要スタッフとして参加。
平成財団法人21世紀ヒューマンケア研究機構16年度ヒューマンケア実践研究支援事業の一環として
2004年9月より10回のワークショップを実施、打楽器奏者片岡祐介氏を招いて翌年2月に
神戸・三宮のライブハウスで作品「Ein
Scream!」を発表した。
Voicesという音楽療法のオンラインジャーナルに「Ein Scream!- Possibilities of New Musical Ideas to Form a Commuinity」
としてまとめた。